市況 market condition 2004 9 24
今日(9月24日)の新興市場を見ると、
少し悲観的になりすぎていると思います。
確かに、アメリカの株式市場の下落が気になるでしょうが、
アメリカの株式市場は、
「米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)の不正会計問題を嫌気した売り」の影響が大きかったと思います。
どうしても、アメリカの株式市場は、不正会計問題と聞くと、過剰に反応してしまいます。
それは、つい、エンロンの破綻を連想してしまうからです。
投資家は、エンロンの破綻で、かなりの痛手を受けましたので、
どうしても、「羮を吹いて膾を吹く」という反応になります。
もちろん、ファニーメイの不正会計問題を、今後も注目していく必要があります。
(参考)
「羮に懲りて膾を吹く」という「ことわざ」があります。
これは、羮の熱さに懲りて、冷たい膾をも、吹いて食べるという意味です。
一度失敗したことに懲りて、無益な用心をすることのたとえです。